性病に関するコラム

中出ししなければ妊娠しない!?【コンドームが破れてしまったときの対処法】

今回は少し長くなりますので、最初に結論を書きますね。

「中出ししなくても妊娠する」というのが、答えです。

若い子は、精液が中に出なければ妊娠しないと思っている子が多いですが、それは大きな間違えです。
男性は「カウパー氏腺液」という、透明でネバネバしたものが出ます。「ガマン汁」と言えば、男性はわかりやすいかもしれませんね。

実は、これにも微量の精子が含まれており、生で性行為した場合、膣内で射精(中だし)をしなくても妊娠する可能性があります。

また、性行為中に中で出さないと思っていても、快楽に負けてしまい、そのまま中に出してしまうことがよくあります。
射精をコントロールするのは、簡単なことではありません。

ですから、妊娠を望まない場合は必ずコンドームを着けるようにしてください。

中だしは○○%!!避妊失敗率データ

ちなみにですが、避妊確率の失敗率について少し触れたいと思います。

  • 安全日に中だし⇒1~25%
  • 膣外射精(外だし)⇒4~18%
  • コンドームあり⇒2~15%
  • 低用量ピル⇒0.3~8%

日本産婦人科学会編「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」より抜粋

という内容になっています。

が、これはあまりにもありえない数字だと私は感じています。というのも、コンドームをして膣外射精と同じは絶対にありえないからです。

おそらくですが、これはコンドームの付け方を間違っているか、または生でエッチをして射精をする前にコンドームを装着するというパターンだと思います。
これだといくら避妊や性病予防に利用しても全く効果がありません。

コンドームは正しく使わないければ最大限の効果を発揮しません!

コンドームの付け間違えについてですが、これはコンドームは男性器の根元までしっかりと着けなければいけないのですが、中途半端に付けて途中で外れたり射精した時にゴムから精子が出てしまうというパターンです。

また、低用量ピルもそうなのですが、避妊失敗の確率が少し高すぎると私は思います。

海外でもっとも利用されている避妊薬ですし、ここまで確率が高いとは正直思えません。

おそらく、利用者の使い方が間違っている可能性が高いため、ここまで数値が高くなっているのかもしれませんね。

コンドームが破れる原因

また「コンドームが破れた!」ということもありますが、日本のコンドームの場合、実はそう簡単には破れたりしません。

実はコンドームが破れる原因は、

  1. 使用期限による劣化
  2. 摩擦に耐えらない

のいずれかの可能性が高いとされています。

1つ目は使用期限を守らなかったためにゴムが劣化してしまい、摩擦に耐えられず破れるというものです。

そして、2つ目は女性の膣内が濡れていないとゴムが摩擦に耐え切ず破れてしまいます。

ゴムが破ける原因の多くは、この2点がほとんどを占めています。

普通にセックスをしていれば、ゴムが破れるという可能性はほぼゼロということなんです。つまり、きちんとコンドームを付けての避妊は限りなく0%に近いので、安心してくださいね。

軽い気持ちが大変なことに!厚労省発表「10代の中絶手術数」

さて、話を戻しますが、思春期の時期は、男性はよく「女の子とHがしたい!」という性欲に掻き立てられます。

私も思春期のときはそうでした。

ただし、男性だけではなく女性も性欲が出てくる時期です。

特に、近年は若い女性向けのティーン誌やネット・テレビでも、性の話がたくさん出てきますので、興味を持つ女性が増えたことも一因です。

さて、男性は女性とのセックスの際に、コンドームをしない方が増えています。
増えている・・・という言い方は語弊があるかもしれませんが、10代のコンドーム装着率は低いです。

理由は、「生の方が気持ちが良いから」というのが断トツの1位で、あとは「コンドームを着けるのがめんどくさい」というのも多く、避妊についての意識はかなり低いです。

事実、2010年に厚生労働省が発表した「10代の妊娠中絶手術」の数ですが、驚きの数字が発表されています。

なんと、「1日56人」!

1日56人ですよ!
1ヶ月30日で計算すると「1680人」、1年で計算すると「20440人」となります。

もう一度言いますね、10代の中絶手術の数ですよ!

正直に言いますね。
私は本人たちはどうでもいいです。
わかっていてやっていることなのですから。

ですが、妊娠したということは、新しい命が芽生えたということです。
それを中絶により、お腹の赤ちゃんを失う・・・。

こんな悲しいことがあっていいのでしょうか。

また、先ほどは突き放しましたが、「後先考えてセックスしてほしい」という願いから、先ほどのようなことを書きました。
本心では、好きな人同士が結ばれ、愛し合うことは非常に素晴らしいことだと思います。

ですが、「生の方が気持ちがいい」とか「コンドームを着けるのが面倒」という理由は、本当に女性のことを考えているのでしょうか。
あまりにも自分本位過ぎると私は思います。

男性にとっては軽い気持ちかもしれませんが、女性にとって中絶は非常に「罪悪感」と「精神的」に悩まされます。
その重圧感を、あなたは責任を取ることができますか?

無責任な性行為は、本当にいいことはありません。

その点を理解したうえで、思いやりのある性行為をしていただければと思います。

コンドームの利用率低下の原因

中だししたい男性は多いですが、責任が取れなければするべきではありません!

ですが、若い世代にとって避妊手段であるコンドームは、ある1つの壁があると推測します。
これがコンドーム離れの原因もなっているのではないか、と私は考えています。

それは「コンドームは高い」ということです。

社会人にもなれば・・・社会人になってもコンドームはそれほど安いものではありません。
それを学生時代に、一番盛んな時期に毎回購入するのはなかなか難しいと思います。

ここが一番の問題点だと思います。

とはいえ、コンドームは安くなるとは思えませんし、海外の安いものを利用すると破れるリスクが高くなります。

解決策としては2人でバイトをして出し合うのが理想ですが、今はものが溢れているせいか、コンドームの優先順位はそれほど高くありません。

また、「私は大丈夫!」「俺は大丈夫!」と他人事のように思っている方が多いです。

ここを変えなければ改善されることはないと私は思うので、家庭と学校の教育がとても大事だと思います。

中だしされた後の緊急避妊方法【コンドームが破れてしまったらどうする?】

子供を育てられないとわかっているなら、最初から生で性行為をするな!

かなりキツイ言い方かもしれませんが、後悔してからでは遅いんです。
女性の負担は相当大きいので、自身を守るためにも、性行為の際はきちんと避妊し、男性もきちんと協力してください。

さて、性行為中にコンドームが破れて中に出してしまった場合や、彼氏に嫌われたくないため避妊せずに性行為をしてしまった場合など、72時間までであれば、緊急避妊方法があります。

それが「アフターピル」です。

アフターピルは緊急避妊薬として知られていますが、10代の若い世代にはあまり知られていないことが多いのが現状です。

このアフターピルは、市販では販売されていませんので、産婦人科などで処方してもらう必要があります。
保険適用外の薬であるため、全額自腹となります。
値段は幅があるため、一概にいくらとは言えないのですが、5000円~20000円あれば十分かと思います。

このアフターピルですが、できる限り早く内服する方が、効果が高いと言われています。
そのため、性行為後72時間以内に内服と言われていますが、24時間以内での内服が一番効果が高いそうです。
※高い確率で妊娠を回避できますが、確実ではありません。約2%前後の確率で妊娠すると言われています。

アフターピルの服用方法は、性行為後72時間以内に服用し、その後12時間後にもう一度服用します。
妊娠を回避できたかどうかは、生理が通常通りかどうかで判断します。
もし、生理がこなかった場合、妊娠検査で判断することになります。

このアフターピルは、海外で避妊によく使われる「低用量ピル」とは違い、薬が強いため、副作用が出ることもあります。
主な症状は、悪心・嘔吐・頭痛・倦怠感などが挙げられ、特に悪心と嘔吐が大半を占めています。
症状は、半日程度で治まるようなのですが、極稀に1日以上続くこともあるようです。

あくまでも避妊に失敗してしまった場合の処置なので、望まない妊娠は避けて、お互いに思いやりのあるセックスを楽しんでください。

なお、現在不安がある方は、下記に全国の緊急避妊に対応した病院が紹介されたサイトを載せておきますので、参照されてみてください。
ちょっと見にくいですが、電話番号や受付時間・休診日も紹介されているので、病院に直接電話して聞いてみても良いと思います。
全国緊急避妊「病院なび」

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